ベトナム女子の日本語通訳のおしごと

ベトナムのテト

ベトナムのお正月はテトと言います。テトはベトナム人にとって一年で一番大切な 日です。

テトは旧暦の正月で、旧暦が月の満ち欠けが基本になっていることから、毎年いつ行われるか違いますが、大体1月後半から2月半ばまでの間にあたります。テト休みは一番長い休みなので、テトは家庭全員が集まって、一緒に過ごす時期が一番の幸せで、 年末は仕事が終わった後すぐに故郷に向かって 帰ります。
旧暦の12月23日各家で空へ火を守る神を見送りますこと鯉を釈放したり、その神に色々なものを奉献したり、良い一年を祈ったりします。

8

毎年お正月になって、12月24日大学は学生が休み始めます。
皆、せかせか車で家に帰り始めます。実家を離れている大学生にとって、一年に二回田舎へ戻って行く期間が夏休みとテトです。

会社で働く人は、12月26日、27日に帰り始めます。皆、テトのプレゼントを買って準備します。実家に両親、兄弟、親戚は田舎を離れた人と一緒にテトを迎えることを楽しみにしています。

getarticleimage

テトは いつもお世話になっている人にプレゼントを贈 る良い機会です。両親や先生・上司にプレゼン トを送ります。

家訪問・お祝の習慣は元日最初に訪問される  人がとても大事な人です。偉い人や尊敬する人  に訪問してもらいます。

9

子供達はお年寄りに対 して感謝し長寿をお祝いします。一方親は子供 に少しだけお金をあげてお祝いします。

基本的に目上から目下の者へ、または普段お世話になっている人へ、赤や金色の専用の袋に入れて贈ります。入れるお金は新札で、赤色の種類の紙幣が喜ばれます。

ベトナムは、領域の北部、中部、南部と分かれているので、ベトナムの伝統的な料理がたくさんあります。テトで欠かせない食べ物はバインチュンです。バインチュンは餅米で出来た皮にグリーン豆と豚 肉を入れ、それを緑葉で包みます。

cach-lam-banh-chung-tet-ngon

煮る時間に半日掛かりますが、皆誰もが楽しみにしています。ベトナム人にとって、バインチュンを煮るのは良い伝統です。最近は店へ行けば簡単に買えるので、この習慣がだんだんなくなっているのでちょっと寂しいです。

collage

旧暦の12月25日から市場はにぎやかな雰囲気になります。

テトが近づくと、街も人も新年を迎える準備でそわそわしてきます。皆、送旧迎新の習慣は新年を迎える為年末に家や 庭を大掃除したり、買い物をしたり、正月の料理を作ったりして、街がにぎやかになります。テトを祝う花として、南部では黄色の梅の花(ホアマイ)が、北部ではピンクの桃の花(ホアダオ)が家の玄関を飾ります。

collage-2

花市も開かれ、金柑の木、万寿花(長生きを願う意味でお正月の人気のある花)、菊の花などが多いです。これに対して、テト元旦はほとんどの店が休業し、街が静まります。

collage-5

テトの前に家族のみんなで大掃除をしたり、テトの飾りをしたり、とても楽しいです。

各家庭では、祖先へ贈るものとして5種類の果物を用意します。

しゃかがしら(願う、という意味)、ココナッツとパパイヤとマンゴ(十分に使う、という意味)の盛り合わせは新年1年中満足な生活を過ごせるということを願える、という意味です。

collage-6

現在は、5種類基本果物が変わっています。いろいろな種類があって、色が鮮やかになります。

また、伝統的なテトの菓子としては「ムット」も挙げられます。ココナツの果肉ムット、蓮連の実のムット、瓜のムット、薩摩芋のムットなど、その他さまざまな果物に砂糖をまぶして、日持ちするようにしたものが多種多様あります。

collage-7

テトは旧暦の12月30日の0時から始まりますが、一番テトの雰囲気を感じるのはテト準備の段階です。料理の準備と買い物をします。その日の夜に火を取る神を迎えって礼拝したり、花火を見たり、若い人が「アオザイao dai)というベトナムの伝統的な服を着いて、素敵な写真を取ったり、家族の皆さんが良い祝をお願いします。

collage-8

2日からは親族訪問、お寺参りなどでいつもの活気が戻ってきます。

新芽を採る・祝寿の習慣は、新年に金運、健 康と昇進を期待する為お寺や神社の周りの芽が いっぱい出ている枝を採ります。

collage-8

後日は親戚を訪れたり、友達の家へ新年パーティがあったり、家族を旅行したり、します。

どうぞ、皆さん一度ベトナムのテトを過ごしてみてください。とても楽しめると思います。